邦ロック好きお勧めのクーラーの効いた部屋で聞く夏の曲20選

 

こんにちわ、もちお(@mizumotio)です。

ぼくは夏フェス大好きなんですが、蒸し暑いのは昔から大の苦手です。

そんな夏を快適に過ごす方法は、

「家の中でクーラーをガンガン効かせて音楽を聞くこと!」

これに尽きます。

ということで、この記事では、邦ロック好きでノットパリピの僕がお勧めする、クーラーの効いた部屋で聞く夏曲20選を紹介します。

補足
「エモい夏曲5選」「リラックスできる夏曲5選」「クラシカルでジャジィな夏曲5選」「切ない夏曲5選」の合計20曲を紹介します。夏を感じる曲ばかりなので是非とも聞いてみてください!
 

 

〜エモい夏曲5選〜

1.憂、燦々 / クリープハイプ

連れて行ってあげるから 憂、燦々
離さないでいてくれるなら 何でも叶えてあげるから

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クリープハイプのメジャー3枚目のシングルです。2013年頃には資生堂「ANESSA」のCM曲にもなっていたようです。

「憂、燦々」は「憂鬱な気持ちが燦々と降り注ぐ」的な意味合いを持っています。

鬱々した気持ちをまといながら、クーラーの効いた部屋で独りでゆっくり聞くぶんにはぴったりの曲ですね笑

2.ELECTRIC SUMMER / Base Ball Bear

electric summer 思い出して
electric summer 大空になる
electric summer 街に消えゆく
electric summer 君に逢いたい

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Base Ball Bearのメジャーデビュー後、最初にリリースしたシングル曲です。刹那的な感情が全面に出てて疾走感もある曲です。

Ba.関根さんによるサビの「electric summer」のコーラス箇所があることで、夏の爽やかさと切なさがより感じられる曲です。

ただ、この頃はギターの湯浅さんがいたんですね、寂しい…

3.夏蝉 / ASIAN KUNG-FU GENERATION

叩くような 雨粒が窓辺を 濡らすスタンドへ
迷い込んだ 蝉の音が 染み入るような夢

夏蝉 夏蝉 夏蝉は鳴いた
夏蝉 夏蝉 何もないな

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この曲はシングルカットもされていない曲ですが、夏の騒々しさと過ぎゆく寂しさを、短命な蝉にうまく例えているめちゃくちゃエモーショナルな一曲です。

また、曲中では「夏蝉」と「NOTHING」をかけているということです。ここだけ読むと一見ダサいけど笑、曲を聴いたら「深い!」と誰しも唸るはずです。

4.FOREVER / Ykiki Beat

Just you and me out from the war
(君と僕だけが争いから抜け出し)
Dreamin’ about all around the world
(世界中を想い夢を見よう)
Stumble and fall still trying to live
(つまづき転んでも生きていく)
Forever
(永遠に)

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2017年突然の活動休止を発表したYkiki Beatのキラーナンバーです。めちゃくちゃかっこいいい!!!!日本人離れした曲調。

ですが、FOREVERが収録されたアルバム「When the World is Wide」リリース後に活動を休止しました。理由は以下の通り、ただフロントマンのAkiyamaさんを含む一部のメンバーは「DYGL」(デイグローと読みます)として活動中です。2018年のSOMMER SONICの出演も決定しているため気になる方は是非!!

5.Get Up / MONOEYES

If you are sore from yesterday
(もし君が傷を負ってても)
The sunrise means that you are still alive
(朝日が昇るなら生きてるってことだ)
Get Up, Get Up
(起き上がれ、起き上がれ)

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細美武士率いるMONOEYESの2017年リリースのシングル作品です。

これはMVがもう夏真っ盛り!大人のパーティータイム!と言わんばかりのリア充感満載。さすが細美さん・・・!

一方で「Get Up」の歌詞の内容は辛い時間を過ごしている人へのメッセージソングとなっているんですね。「独りじゃない」ということを伝えたくて、賑やかなMVにしたのかもしれませんね。

〜リラックスできる夏曲5選〜

6.波よせて / クラムボン

波よせて 波よせて 君は行く 君は行く
誘われて 誘われて 君は行く 君は行くんだね

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クラムボンのライブでは観客交えた大合唱となる曲ですね。

イントロに入っている波の音とアコースティック・ギターのアルペジオの音色が心地よく、ゆっくりリラックスできる曲です。

実は原曲が「Small Circle of Friends」という方たちが歌っている同名の代表曲をクラムボンがカバーしています。原曲を聞いてみるとほとんど雰囲気を変えずにクラムボンがカバーしていることがわかります。

7.BLUE / group_inou

サプライズをちょうだい 浮かんでいたいから
サプライズをちょうだい 浮かんでいたいよね
ストレッチほぐして 1.2.3 ねんねん ころり

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カワイイ2人の女の子が爽やかな夏の日を通じて、惹かれ合う様子を表している透明感のある雰囲気のMVです。

曲自体もミドルテンポでとてもリラックスできる曲です。group_inouは「イルカセラピー」のような中毒性のあるMVも多い中、「BLUE」のような透明感あるMVもあり、表現の幅が広くて面白いです。

8.202 feat.泉まくら / ラブリーサマーちゃん

青い日々が いつまででも続くなんて思っていた
幼すぎるわたしたちに 降る土砂降り 酷い目眩

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この曲は妙な気だるさが漂っている曲ですね。夏の夜の夜遊び的な雰囲気が出ている曲です。

一方で、この曲は別れの曲なので、寂しさややるせなさも感じられる切ない曲です。

ラブさまちゃんは代表曲「あなたは煙草 私はシャボン」では届かなかった恋のことを書いていました。一方で、この曲では泉まくらさんとコラボレーションすることにより、男性と繋がりがある大人びた女の子の雰囲気を出したかったとのことですよ。

9.Deadwood / Predawn

Pouring freshly boiling water
Into green leaves freshly plucked
The sun’s shining bright
Through their thick false lashes

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TOYOTA T-Connect「クルマとワタシ」篇のCMソングとなっている曲です。聞いた事がある人も多いでしょう。

SpotifyやApple Musicなどのストリーミングサービスで2018年2月に配信がリリースされました。

唯一無二の透明感がたまりません。なお、predawnは公式facebookで「Deadwood」について以下のように語っています。

“Deadwood”という曲は「枯れ木」の意ですが、なんとなく許すこととか、過去と向き合うみたいなことを歌った曲です。枯れ木をひっくり返すと、たくさんの生命で溢れていることとか。

predawn公式facebookはこちら

10.フラワー / 大橋トリオ

あの日の君は今 大人になっていく
この広い海のように そのまま行けばいい
ただ風に吹かれながら 咲く花のように

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「ルックJTB 2012年 ハワイCMソング」だったようですね。子供に向けた親への気持ちを歌っている曲です。

自分の母親も「このような気持ちで、自分のことを見ていたのかなぁ」なんて思うと聞き入ってしまいます。

〜クラシカルでジャジィな夏曲5選〜

11.流れ星 / 関取花

優しい言葉だけで連れ出して 悲しいことは全て忘れたい
闇夜にそっと手を伸ばす うしろめたさはいらない

ぽつりぽつり消えていく 流れ星になる

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夜中の公園に散りばめられた灯りの中をしなやかにダンスする女性と、少し離れたぽつんとした灯りのそばでギターを弾く関取花さんが印象にのこるMVです。

ひとつの恋が終わって心が潰れそうな状態を歌っています。「このまま消えてしまいたい」と思う気持ちを流れ星に例えています。このMV、是非最後まで見てほしいんですが、最後にほぼすべての灯りが消えてしまう演出があって鳥肌ものです。

12.Adria Blue / bohemianvoodoo

こちらはJazzです。Club Jazzというんでしょうか?とっても聞きやすくメロディラインも耳に残ります。

最初はギターが曲の雰囲気を作っていますが、その後にピアノにバトンタッチし緩やかな安堵感が広がります。と思ったら今度は緊張感のあるギターソロ。ソロ直後にピアノとギターがシンクロするという、緊張感と安堵感が次々とたたみかけられるスリリングな展開です。

13.Summer Colour / I Am Robot And Proud

エレクトロミュージックからI am robot and proudを紹介。トロント在住の中国系カナダ人のShaw-Han Liemが「I Am Robot And Proud」と名乗り活動しています。

このMVは2013年に行われた日本ツアーの際に撮影された風景を基に作られています。2013/9/21〜2013/10/6の日程のツアーだったため、夏の終わりの日本の風景がMVに記録されています。

映像を元にざっと調べただけでも、「京都市左京区の丸太町通り」「九州新幹線の車窓」「大阪の道頓堀」「渋谷MARKCITY付近」「すしざんまい店内」などの映像が記録されています。

14.長く短い祭り / 椎名林檎

天上天下繋ぐ花火哉
万代と刹那の出会ひ
忘るまじ我らの夏を

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MVが特徴的な作品ですね。MVのストーリーは、「主人公の女性が室内で男を◯害し、逮捕される前に踊る」というもの。警察が現れたところで「no verão as noites」というポルトガル語が画面に映されます。「夏の夜に」という意味です。なかなか特徴的で面白いMVです。

共演している男性ボーカルは長岡亮介さん。ペトロールズのフロントマンで元東京事変の浮雲としても活動していました。他の話題作でいえば、星野源の「恋」のギターはこの方が弾いています。

15.たそがれの予感 / 映画「めがね」サウンドトラック

映画「めがね」のテーマソングです。

この映画の素晴らしいところは疲れたときでもぼ〜っと見れる。疲れたときにこそ「自分が何をしたいのか?自分にとって自由とは何か?」を思い出させてくれる素晴らしい映画です。

その映画の雰囲気に華を添えているのが「たそがれの予感」。とってもリラックスできてお勧めです。

〜切ない夏曲5選〜

16.変わらないもの / 奥華子

変わらないもの 探していた
あの日の君を忘れはしない
時を超えていく 思いがある
僕は今すぐ 君に会いたい

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細田守初監督作品 映画「時をかける少女」の挿入歌ですね。真琴が最後にタイムリープして千秋に会いに行くという一番感動するところで流れるので、印象に残っている人がほとんどだと思います。

高校生の一夏の出来事を描いている作品なので、「変わらないもの」にもどうしても夏を感じてしまいます。

17.湘南が遠くなっていく / 七尾旅人

湘南が遠くなっていく
ふたり遭難し続けてこのまま
まるで湘南ぬけたら何もない
不思議な地球儀の上に
何度目かの夕立が 夕立が

歌詞全文はこちら

サザンオールスターズの「真夏の果実」を意識した始まり方のスローバラードの傑作です。

MVでの江ノ島の風景や海辺の夕焼けで歌う七尾旅人さんの様子が、夏の切ない恋の終わりを感じさせる泣きのバラードです。

実はこの曲が収録されているアルバム「リトル・メロディ」の収録曲は東日本大震災で七尾旅人さんが現地の方と会って感じたことを真摯に描いているそうです。

そこで会えた現地の方々は、ただ悲しい、辛いということだけではなくて、原発立地町村に根付いて生きてきた当事者であるという罪悪感まで抱え込まされ、あまりに複雑な表情で、自分はここまで追い込まれてしまった人をそれまで見たことがなかった。これはきっとアカデミズムの言葉や、ジャーナリズムの言葉だけでは捕捉しきれない。

でも、もしかしたら「歌」というそもそも曖昧なものであれば、この状況をパッケージして、外の人たちに伝えられるかもしれないって考えたんです。目の前にいる存在が発する複雑で曖昧なメロディをなんとか捉まえようと試みたのが「圏内の歌」(『リトルメロディ』収録曲)です。

引用元:音楽はテロの速度に追いつかないといけない|WIRED

18.プール / 秦基博

楽しそうに笑う子ども達
光のプールが包みこむ
僕は季節に浮かんだままで
ただただそれを眺めていた

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秦基博さんの代表曲「鱗」のカップリングです。また秦基博さん自身が選んだセルフセレクションアルバム「ひとみみぼれ」にも収録されています。秦基博さん自身のセルフライナーノーツでは以下のように「プール」を語っています。

まず直観的に「プール」という題名の曲を書きたかったんです。それでなにげなくメモした言葉をメロディにつけていく作り方をしました。この曲も僕の想像以上に、みんなの中に広がっていった曲ですね。テーマ的にもプールというイメージを起点に深いところまで潜っていった、懐の深い曲になりました。この頃はとにかく景色が見える感じ、匂い、色彩が伝わる楽曲を作りたいと奮闘していた時期です。

引用元:EMTG MUSIC

 

19.真夏の夜の事 / 初恋の嵐

次第に泣き出して しまうんだ
次第に泣き出して
これは想像のストーリー 意味など無い
想像のストーリー
これは想像のストーリー などでは無い
真夏の夜の事

歌詞全文はこちら

これは本当にうかつにレビューできない大傑作。2002年に急逝した西山達郎さんが残した日本のミディアムバラードを代表しても良いくらいの最高傑作です。MVの主演の山本太郎さんが凄まじくいい味を出しています。本当にうかつにレビューできないのでとりあえずこの辺りで…

20.若者のすべて / フジファブリック

最後の花火に 今年もなったな
何年経っても 思い出してしまうな
ないかな ないよな きっとね いないよな
会ったら言えるかな まぶた閉じて浮かべているよ

歌詞全文はこちら

この曲もうかつにレビューできない大傑作です。2007年12月15日に両国国技館で実施したライブにて志村さんは以下のようにこの曲のことを語っています。彼が亡くなったその次の年に行った夏フェスの終演後、延々と「若者のすべて」が会場内にかかったときに号泣したのを良く覚えています。寂しさと前を向く強さみたいなものがこの曲には宿っている力強く不思議な曲です。

何かある度に…例えばなんだろうな…センチメンタルになった日だったりとか、人を結果的に裏切ることになってしまった日だったりだとか、嘘をついた日、逆に素直になった日とか。色んな日があると思うんですけど、そんな日の度に立ち止まって色々考えていたんですよ、僕は。

だったら、それはちょっともったいないな、という気がしてきまして。だったら、BGMでも流しながら歩きながら感傷に浸るってのが得じゃないかなと思って。いってしまえば、止まっているより、歩きながら悩んで一生、多分死ぬまで、楽しく過ごした方がいいんじゃないかなと。

26、7になってやっと気づきまして、そういう曲を作りました。

引用元:志村正彦|Live at 両国国技館

まとめ

クーラーの効いた部屋で聞く夏曲20選を紹介してみたという記事でした。

「エモい夏曲5選」「リラックスできる夏曲5選」「クラシカルでジャジィな夏曲5選」「切ない夏曲5選」の合計20曲を紹介しました。最後らへんは涙腺がやばくて書くのがしんどかったです…

この曲で暑い夏をゆっくり快適に過ごしてみませんか?

以上、最後まで読んで頂きありがとうございました。

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以上、もちおでした〜!

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